冬ってどんな釣りをしたらいいの?というか、魚は釣れるの?

関東近郊でも、冬の寒さはとても辛いですよね。
魚にとっても冬は厳しい季節です。
そしてそれは釣り人にとっても厳しい季節という事…。

じゃあもしかして冬は何も釣れないの?

いえいえ、そんな事はありません。
むしろ冬に釣れる魚だっているんですよ!
折角寒い中釣りに行くなら、冬が旬の美味しい魚を釣りたいですよね。

今回はワタクシとりみが、冬の釣りについてご案内します。

冬の釣りが厳しい理由

そもそも何故冬は釣れないの?

何故冬は魚が釣れないのでしょうか。
それは魚が変温動物だという点が関係しています。

魚は冬になり、水温が下がると体温も下がって代謝しなくなってしまいます。
そして代謝しなくなると動かなくなり、エサも食べなくなってしまうのです。
当然、釣り人がエサを垂らしてもなかなか食いつかなくなるので、冬は釣り難い時期となります…。
では、冬の水温はどのような状態なのでしょうか。

水中の季節は陸の気候と一致していない?

冬になると、陸と同様、海や川も水温が下がります。
ただし、海水の場合、大気と温度の下がるタイミングに差があるので要注意。
海水は大気に比べて一ヶ月以上遅れて温度が下がるため、例えば1月の気温に比例した海水温に下がるのは、大体2月~3月頃となります。

そして、外海と内海でも海水温は異なります。
外海の沿岸部は黒潮の影響を受けるので、内海に比べて海水温が高いのです。
そのため、冬は外海の沿岸部、特に南の方が比較的釣りやすい海水温を保っている状態となります。

なお、例外として、内海でも漁港・工場地帯・発電所などの排水口周りは温度が高いので、小魚などの幼魚がそこに集まってくることがあります。
そうなると、それを狙う魚も集まってくるので、冬でも狙えるポイントとなります。
水深が深くて潮の流れがゆっくりなところも、水温の変化が少ないので狙い目です。

魚の生態も併せて考えよう!

上述のように、水温が下がると魚はエサに食いつかなくなります。
特に、前日よりも水温が下がった場合はより食いつきが悪くなります。
魚は温度に変化があると、その温度に慣れるまでに何日も掛かってしまうので、しばらくその場所での釣りは難しいでしょう。

風が強い場合も水温が下がるため、その週は釣りを諦めましょう…。
ちなみに海水温については気象庁の公式HPで調べられますよ!

そして冬季は夜間に潮がよく動くため、12月~3月の間に海釣りに行く場合は夜釣りがオススメです。
魚は潮の流れに向かって泳ぐので、潮の流れが良ければ魚は泳ぎやすく、活発になって捕食も行うようになります。

また、川魚には寒さに強い魚が結構いるので、川釣りに行く場合は冬でも比較的釣りやすいですよ。

ところで、釣り人はよく「朝まずめ」「夕まずめ」と言います。
魚が釣りやすくなる時間帯の事ですが、「朝まずめ」は日の出前後の時間帯なので、水温が低いタイミングでもあります。
そのため、日が昇って水温が上がってからの方が釣りやすいということもあるようです。



冬にオススメの釣り方と釣れる魚は?

冬に釣れない理由を説明したところで、そんな冬でも釣れるオススメの魚を一部ご紹介します!

冬に釣れる魚の定番!メバル

別名春告魚と呼ばれており、晩秋から早春が釣りの旬となっています。
メバルは12月~1月にかけて産卵するため、シーズン初期は産卵前の荒食いで釣りやすくなります。
ただし、産卵後の2月は一時的に釣れなくなるので要注意!
3月以降にまた釣れるので、3月~4月が釣りに行くシーズンとしてはベストです。

メバルは夜行性なので本当は夜釣りがオススメなのですが、昼間も隠れているだけで釣れます。
初心者の人は、ゴカイやイソメを使ったエサ釣りがお手軽で良いと思いますよ!

好奇心旺盛なアイナメ

アイナメは11月~2月に釣れます。
11月中旬~12月に産卵する為、浅場に群れで入ってきて荒食いするのでそこが狙い目です!
また、アイナメは昼行性で昼間に釣れるため、寒い冬に頑張って夜釣りしなくても済むところが良いですね。

オモリと釣り針にエサを付けただけの簡単な胴突き仕掛けを使って、足元で穴釣りをするとお手軽です。
ブラクリ仕掛けがあると、穴釣りに付き物の根掛かりを減らせるのでなお良し。
テトラの隙間や、堤防周りに敷き詰められた敷石の隙間などを狙って糸を垂らしましょう!

釣れるのに意外とお高いカサゴ

カサゴは通年釣れる魚ですが、旬は冬です!
夜行性なので夜釣りがオススメですが、昼間も隠れているだけで釣れます。
どこかのメバルと一緒です。
昼間ならアイナメと一緒に穴釣りで狙えるので、どっちでも良いから釣れないかなーという人は昼間に行くと良いと思います。

こちらもアイナメ同様、錘と釣り針にエサを付けただけの簡単な胴突き仕掛けを使って、足元で穴釣りをするとお手軽です。
カサゴはスーパーなどで買うと高いので、釣って食べましょう!

寒さに強いニジマス

ニジマスは冬が旬というわけではありませんが、冷水を好むため、厳冬期を除けば冬でも釣れやすい魚です。
管理釣り場でよく放流されているので、ファミリーで釣りをお楽しみいただけます!
※オススメの管理釣り場はこちら→リヴァスポット早戸

冬ならではの釣りを楽しもう!

冬は釣り人にとって辛い時期です。
でも冬だって釣れる魚はいるし、冬が旬な魚だっているのですから、冬の釣りも楽しんでみてください。

ただし、ここでご紹介した魚の多くは根魚と呼ばれる魚たちで、成長が遅いことで知られています。
小型の物まで捕りつくしてしまうと、その場所で魚が釣れることはなくなってしまいます。
釣りあげた魚は丁寧に扱い、15cm以下の個体はリリースを心がけましょう。

今日リリースした魚が、5年後に大物になって帰ってくるかもしれませんよ?!

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