ハゼ釣りに挑戦してみよう!簡単だけど奥深い、これぞ釣りの極み?

初めての釣りといえばやはりこれ!
中には子供のころにおじいちゃんやお父さんに連れられて、行ったことがある人もいるのではないでしょうか?

一口にハゼ釣りといっても、その釣り方は複数あります。
熟練の釣り人の中には自分で作成した仕掛けを使う人もいるくらいで、なかなか奥深い世界なのです。

ここではそんなハゼ釣りの中から、初心者にピッタリな「かんたんチョイ投げ」をご紹介します!

ハゼ釣りの基本を知ろう!

とりあえず「ハゼ」ってどんな魚?

「ハゼ」は条鰭綱スズキ目ハゼ亜目に分類される魚たちの総称です。
こう書くとちょっと難しい感じですが、複数の種類がおおよそ「ハゼ」と呼ばれている、ということですね。

釣りをしていても微妙に見た目が違うハゼが何種類か釣れてくることがあって、観察しているとなかなか楽しいものです。
初夏〜夏にかけては浅い海や河口でも簡単に釣れる魚なので、小学生の自由研究にもうってつけ!

ちなみにハゼの仲間は一年魚であることが多く、そのおおよそが産卵〜孵化の頃に死んでしまいますが、中には一年を超えて生きる個体もいます。
まれですが、3年魚相当と思われる30cm近い個体が釣れ上がることがあるんですよ。

ハゼはどんな所で釣れるの?

海水から汽水域(河口などの海水と真水が混じる区域)まで、広く生息しています。
他の釣りの外道として釣れてくることも多いので、まぁだいたいどこにでもいるんだと思って間違いないです。
ハゼだけを狙って釣りをするのであれば、運河や支流河川の河口、汽水域がオススメです。

ハゼ釣りのシーズン

タフな魚なので、年中釣れてくる感はありますが、盛り上がるシーズンはGW頃~初夏と10月頃です。

GW頃から初夏にかけては、その年に生まれたばかりの食欲旺盛なハゼがたくさんいます。
サイズは小さいですがたくさん釣れますし、足元まで寄ってくることも多く、水深の浅い場所ではエサを飲み込む瞬間を観察することだってできてしまいます。
このころのハゼは誰にでも簡単に釣れて数も揃う、初心者や子供向けの釣りなのです。

とりみ
キャンプのついでに楽しむのも、お手軽でいいですね!

ちょっと釣り人レベルが上がってきた人にオススメなのはやはり、10月頃、肌寒いかな~と感じ始めるくらいの季節です。

水温が低下していくのに合わせて水深が深いところに移動していくので、春の釣りよりは少し遠くに投げる必要がありますが、秋~晩秋にかけてのハゼは俗に「おちハゼ」と呼ばれ、大型の個体がそろいます。
春は簡単に釣れたハゼたちも成長とともに賢くなっているので、釣り方にも工夫が必要ですし、釣り人としてのテクニックも問われます。

晩秋のハゼ釣りはベテランもハマる、奥深い釣りなのです。

ハゼは食味もGOOD♪

関東ではあまり流通していないようなので、東京近郊の方で食べたことがある人は少ないかもしれませんが、ほくほくとして癖のない白身魚で、てんぷらやから揚げが美味です。

また、今ではあまり一般的ではありませんが、江戸前と呼ばれる地域ではハゼの焼き干しや甘露煮も定番メニューだったそうです。
多摩川にほど近いあ〜るの実家では、今でもお正月のお雑煮はハゼの焼き干しからとった出汁で作っています。



ハゼ釣りに必要な道具

ハゼ釣りの釣具

さて、ここでは初心者や子供も楽しめる、「かんたんチョイ投げハゼ釣り」に必要な釣具はというと…

◆1.6m~2.4mくらいのコンパクトロッド
20-180Tくらいがオススメ!

◆スピニングリール

◆ハゼ釣り仕掛け・ハゼ天秤・ナス型オモリ5号~8号くらい
この仕掛けなら全部セットになっています。

◆鈎はずし

たったこれだけです!
コンパクトロッドは入門者用のリールとセットになったものでも充分ですが、良いものを購入しておけばキスなどを本命にしたチョイ投げでも使い回しがきくので、ちょっと贅沢することをオススメします。

仕掛けや天秤はハゼ釣り専用のものが販売されているので、それが便利です。
ハゼはどうやら赤色が好きらしく、ハゼ釣りの仕掛けは赤く着色された鈎ですが、金色や銀色の鈎でも釣れないわけではありません。
天秤はキス天秤でも代用できますが、特に春〜初夏のシーズンはできるだけ小型のものを選んでくださいね。

また、ハゼは口が大きく、大胆にエサを飲み込むため、釣り針が口の奥にかかることがあります。
そうなった場合に素手で釣り針を外すのは危険なので、飲み込まれた釣り針をはずすための専用道具「針はずし」が必須です。
これは持っていればキスやカワハギなど、餌を吸い込んで食べるタイプの魚を釣る時にも使えるので、とても重宝します。

ハゼ釣りのエサ

これから釣りを始めたい!と思っているみなさんにとって、最大のネックはこれではないでしょうか。
ハゼ釣りの代表的なエサは、

ぽっさん
ア  オ  イ  ソ  メ うげげ…

…そう、うねうねぬるぬるした虫エサです。

しかしご安心ください。
特に春〜初夏のハゼはわりと何にでも食いついてくるので、代用がききます。
代用できるものとしては、

パワーイソメ
これはアオイソメに似せて作られた人工エサです。
ややぬめりがあるので慣れるまで扱いづらいかもしれませんが集魚効果はなかなかで、複数ある色やサイズから必要なものを選ぶことができます。

イカ短冊(赤)
スーパーの鮮魚売り場で販売されているイカのお刺身(イカそうめん)にうまみ調味料を振りかけ、赤い食紅で色付けしたものです。
見切り品として販売されているもので構わないので、なかなか経済的でもあります。
作り方はかんたん、買ってきたイカそうめんにうまみ調味料を適当に振りかけて出てきた水分を捨て、そこに赤色の食紅を少し差して混ぜるだけ。
全体に明太子のような色味になれば完成です。
さらに塩を振りかけた状態で冷凍保存もできるので、安い時にまとめてイカを購入して作り置きすることができます。

あ〜る
なぜ赤く染めるかというと、ハゼは赤色が好きだと言われているからなんですね〜。



ハゼ釣りの手順

まずは竿のガイドに道糸(ライン)を通し、サルカンは挟まずに直接天秤を結んでしまいます。
天秤の反対側に仕掛けを結び、天秤にオモリをつけ、あとは鈎にエサをつけて投げ込むだけです。

春〜夏のハゼ釣りではほとんど飛距離が必要ないので、10mも飛べば充分でしょう。
天秤の天地が間違っていると仕掛けがきちんと飛ばないので、ラインを結ぶ際は気をつけてください。

そして、サビキます!
この場合の「サビく」は、ゆっくりとリールを回し、仕掛けを引きずることを言います。
きちんと水底にオモリが着底していれば、ズルズルとオモリを引きずる感じが手に伝わります。
引きずる感じがわからない時は、オモリが底から浮いてしまっている状態なので、リールを回すスピードを緩めてみてください。

もちろん、投げ込んだらそのままハゼがかかるのを待つ釣り方もありますが、仕掛けを動かして誘いをかける方が面白いかと思います。
ただし、水底に海藻や岩などの障害物が多い場所では、根掛かりが多発するので、場所を変えるかサビかない釣り方をするかの二択を迫られます。

魚が鈎に食いつくと「プンプン」っという感じに竿に振動が伝わりますので、しばらく待ってからアワセを入れます。
軽いアワセで問題ないので、竿を少したててあげればアワセ完了です。

魚が針にかかったら

アワセを入れ終えたら、竿をもとの位置に戻して少し様子を見ます。
無事に針に魚が掛かっていれば、また「プンプン」という振動が伝わりますので、それを確認したらリールを巻きます。
魚種によってはここでも工夫が必要な場合がありますが、ハゼの場合は特になにも考えず、一定の速度で手早くラインを巻き取りましょう。
やがて魚の影が見えてくるはずです。

釣れたハゼは美味しくいただきます

ハゼは関東ではあまり流通しているのを見かけないので、食べたことがない人も多いのではないでしょうか?
ちょっとひょうきんな見た目に反してとてもおいしい魚なので、てんぷらやから揚げにして食べてみてください。
中骨は骨せんべいにするとオヤツやお酒のおともにぴったりです。

ハゼ釣りに行こう!

ハゼ釣りは小さな子供でも楽しめる簡単な釣りです。
簡単な仕掛けで数が釣れるので、「釣りの楽しみ」を体感するためにはうってつけ!
また、ハゼ釣りをしているのは地元のコアな釣り好きおじさんが多いので、一人で行っても誰かしら優しくしてくれますw

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